読書

ヒトラーとは何か

ハフナー氏のもう一冊。 学校もまともに卒業できないアホで、美術学校の受験にも失敗し、画家にも何にもなれないまま無職でふらついていた馬鹿者、それが1918年のヒトラーだ。本書はそういうところから始まる。ちょっと目から鱗が落ちるヒトラーの本。 …

ナチスとの我が闘争を読んで

ハフナーの初期の未完の作品を、死後遺族が発見してまとめたもの。 1939年に書かれたものだけれど、ナチスのいく末をかなり正確に見通しており、戦後に書いたもののよう。 第一次大戦から第二次大戦までのドイツ国内の雰囲気を感じ取れてとても面白かっ…

タコの心身問題を読んで

Twitterで見かけて、ちょっと興味が出てタコの心身問題を読んでみた。 本の中には宇宙人もかくやというような、多彩で柔軟なタコやイカのこれまでの歩みと、思考することや人生に関する哲学を海底のタコから始めることができるのか、という純粋な驚きがあっ…