0歳児の絵本
まだ喃語すらたいしてしゃべらない、ママすら言わない0歳のうちのおちびさん。
驚いたことに絵本が大好き。じーっと見るし、お気に入りの絵本を出すと泣き止むくらい好き。まだしゃべったりはしないけれど、読んで欲しい時は本棚の前でなにやらあーだのうーだの唸っている(読んで欲しいのではないかと推測している。まぁ違うかもしれないけれど、読んであげるとご機嫌だ)
ということで、この辺りで、これまでの絵本遍歴をまとめておこうと思う。
もし0歳児の絵本で迷っている方がいたら、参考までに。
我が家は3ヶ月から色々と絵本を読んでみた。初めて読んだ時はきょとん、としていたけれど、数ヶ月おいて読んだら爆笑した絵本も多く、発達を感じられるのもまたいいなぁと思っている。
3ヶ月
買った本
- いないいないばぁ
- はらぺこあおむし
- しましまぐるぐる
- ちっちゃなおさかなちゃん
反応のあった本
- しましまぐるぐる
絵本を目でじーっと追う。おさかなのページだけ、なにやら反応がちがうように見え、手をだしたりする。これから6ヶ月くらいまで、本人が読んで欲しそうにするので、正直もう嫌になるほど読んだ。
4ヶ月
買った本
- もこ もこもこ
- いないいないばあ遊び
- ぶんぶんきいろ
- あかあかくろくろ
- じゃあじゃあびりびり
- ごぶごぶごぼごぼ
- ぴょーん
反応
- ちっちゃなおさかなちゃん
最初はしましまぐるぐるほど反応がなかったが、4ヶ月ごろからページによって反応がちがってくるように。うちの子が最初に反応したのはみどりの亀と紫のたこ。そのページだけ、にやぁっとするように。この先、反応のよいページが増え、一番のお気に入りは現在黄色いひとで。反応がとても良いので、買ってよかったとは思ったけれど、しましまぐるぐるなどと異なり、簡単なストーリーがある分、飽きてからの読み聞かせがやや辛い。夫はもう読まない。
ちっちゃなおさかなちゃんは、本が硬い紙で口に入れてもすぐダメにならない。さらに、本に光沢が少しあり、膝に子供を乗せて読んでいても、子供の表情が本に映り込むので、反応が見やすい。そういう意味でも最初の本におすすめできる。
- しましまぐるぐる、ぶんぶんきいろ、あかあかくろくろ
同じシリーズ。どれもページによってにこにこしたりするように。やはりこの時期は一番楽しそう。
- じゃあじゃあびりびり
そうじきとラッパの音がお気に入りのよう。
- ぴょーん
最初からじーっと見ていた。4ヶ月の終わりごろから、目がちゃんとジャンプの動きを追うように。ながく楽しんでおり、コミュニケーションも取りやすい。読み方も工夫の仕方があり、親も飽きにくい絵本。
だいたいの絵本はじーっとよく見るが、反応というような反応はなし。
5〜7ヶ月
ちっちゃなおさかなちゃんシリーズで大喜びするように。
シリーズを買い足した。
どれも好きそうだけれど、やはり最初の一冊が一番のお気入りのようだ。
- わたしはとべる
メアリー・ブレア氏の絵本。ディズニーのシンデレラなど90年代くらいのアニメのキャラクターデザインなどを手がけた人。絵が可愛く、一箇所ドナルドダックが隠れている。親の趣味の絵本で、長いし難しいかと思ったが、文章が短いので試しに読んで見たら、絵が子供の感性にささるのか、意外なほど食いつきがよく、お気に入りに。
- だるまさんが、だるまさんの、だるまさんと
本をばんばん叩いて、よく反応する。最初はだるまが並んでいるページの方が反応が良かったが、9ヶ月ごろからページをめくると笑うように。
- きんぎょがにげた
たぶん、わけがわからなかったよう。指差しができるまで封印。
8ヶ月
- ぽぱーぺぽぴぱっぷ
図書館で借りてきて、よんだとたんに声をだして笑う。絵本で声をたてて笑ったのは初めてで驚いた。
それまで無反応だった、谷川俊太郎氏の「もこもこもこ」 も笑ってくれるようになった。
- だっだぁ
喃語の種類が増えないのが気になって購入。これも初見で大爆笑。大人が声にだすと、そのたびに嬉しそうにする。真似をしてくれたり、ということにはならなかったが、声を出すコミュニケーションができるようになって、買ってよかったと思った一冊。
- ごぶごぶごぼごぼ
これもだんだん反応が良くなった。こういう擬音というか変わった音の絵本が楽しいようだ。
- のんたんシリーズ
絵が細かいというか、いろいろな動作がまだぴんとこないのか、反応がない。というより、読んでいる途中で飽きて膝から降りてしまう。
9ヶ月
- まり(谷川俊太郎)
「ぽぱーぺぽぴぱっぷ」や「もこもこもこ」があまりに反応がよいので、買い足し。「まり」は6ヶ月ごろに図書館で一度借りたが、その時は無反応だった。今回はよくわらう。少しぐずっても表紙を見ただけで喜んで機嫌が治る。
- いないいないばぁ
これも、じーっと見るがこれまで反応がなかったが、ページをめくるたびににこっと笑って、時には声を出すように。ようやく理解してきたみたい。
- ねむいねむいおはなし(ウリ ・シュルリッツ)
これは私が好きな絵本作家さん。難しいかと思ったが、楽しそうに聞いてくれるように。
10ヶ月
面白がってよむようになった。ちょうになったところでにっこーってなる。
- えじえじえじえ(谷川俊太郎)
谷川俊太郎さんの赤ちゃん絵本がお気に入りのようなので、もう一冊追加購入。これも初見でげらげら笑う。親はどう読んだらいいかわからないところがたくさんあるが、そのぶん、いろいろと工夫もできるので、読むのに飽きにくい、かもしれない。
- まるさんかくぞう
8ヶ月の時に購入したが、反応が悪くおいておいたもの。今回は食い入るように見つめていた。形の概念もだいぶわかってきたようだ。
- 14匹のねずみシリーズ
まだ難しかったようで、これは現時点では途中で飽きてしまうよう。もうしばらく先まで封印。
- ねずみくんのちょっき
じーっと見ている。まだ反応がいいとも言えない。
10ヶ月までの中で、人にオススメしたいのは、低月齢ならしましまぐるぐるシリーズと、ちっちゃなおさかなちゃん。7ヶ月後半以降は谷川俊太郎氏の絵本だろうか。
あとは「だっだぁ」と「だるまさんが」のシリーズもおすすめだ。
ちっちゃなおさかなちゃんはシリーズ4作目まで買い足したが、簡単なストーリーがある分、そのストーリーに飽きてしまって、1日に何度もせがまれ、それが毎日だとだんだん読むのが辛くなる感じがある。大人は「???」という感じだが、谷川俊太郎氏の絵本のように、絵と音で楽しむ絵本は声音を変えたり、色々想像したりと、毎日同じ絵本を読むことになっても、比較的やり方があって、大人でも楽しいかなあと思う。
もう少し複雑なストーリーがある、14匹のねずみシリーズは難しいようで、最後まで集中力が持たないようだ。この辺りが読めるようになると、絵本の選択肢が大きく広がるので、楽しみにしている。